2013-01-01から1年間の記事一覧
アニメの観方 大前提として、実際に本編ろくに観てないアニメについて語るのは困難を極めるでしょう、と。「百聞は一見に如かず」という諺はアニメにこそあてはまるんじゃないでしょうかね?できれば全部のアニメをオンタイムで観たいけど、そうは問屋がおろ…
http://www.hyoron.org/anibata4_5http://www.hyoron.org/anibata4_5 私ばると@barthes1980は、アニバタ Vol.4・5 ([特集]P.A.WORKS ①総論ほか編・②作品各論編)の制作に参加しました。執筆担当記事: 「全部ちゃんとするから」(vol.5『true tears』論) 「…
アニメは受動的なメディアではなく能動的なメディアである。受け手がアニメを十分に味わうには受け手の方から積極的にアニメに働きかける必要がある。作品の意味を汲み取り考察することも、その一つのかたちであるといえよう。いつまでも「好き嫌い」の次元…
5,6年前はほとんどの深夜アニメに対し「何やってるんだろう」という感情を持っていたから、これはメンタル的な問題なのかもしれない。
アニメ作品が想定しているであろう対象年齢によって「語り」の質を変える、つまり、対象年齢によって態度変えるの、もうやめませんか?『ドキドキ! プリキュア』も『進撃の巨人』も、同じ土俵で語ってみませんか。きっと、アニメは固よりひとつなんですよ………
僕は、平日の昼間が暇で、自宅にこもっていることが多い。 何もすることがない。さあ、どうしよう。 アニメの録画を観ようと思った。 好きなアニメの好きな回の録画を、何回も観返すのだ。都会は、あまりにもアニメが溢れていて、1回の放送につき1度しか観…
『ゆゆ式』には意味が存在しない。作品としての意味を欠いている。中身を欠いていると言い換えられようか。 『ゆゆ式』が6回目の放送を終えようとしている。6回目、未だ本当の味を知らない。『ゆゆ式』というメニューの味を僕はまだ知らない、食べているの…
俺は上から目線でアニメ観てる。 非常に厳しくアニメ観てる。 審美眼鍛えるためアニメ観てる。 シニカルにアニメ観てる。 批評的にアニメ観てる。 書くためのダシとしてアニメ観てる。 不埒な眼でレールガンとか観てる。 Twitterしながらアニメ観てる。 感想…
アニメは産業である。 アニメは商業である。 アニメは商品である。 アニメは興行である。 アニメは施しである。 アニメはサービスである。制作者はサービスとして受け手にアニメを提供する。 で、それを意識した途端アニメファンとしての「死」に一歩近づく…
それは、否定出来ない。 でもそれは、間違いだ、バッテンマークだ。ブログに達成を求めるって筋違いじゃないかな。 達成を追い求めてブログ書くのが苦痛になるのなら、本末転倒じゃないか。むしろブログを書くのは自分を満たすためじゃないといけない。 ブロ…
http://anipression.doorblog.jp/archives/51346687.htmlそうか、この記事↑を書いてからもう1年近く経ったのか。もう『アニプレッション』で記事を書く予定はないが、この、ヤケに気負ったタイトルの記事は、予想以上の反響を得た、らしい。「ブロガーよ、…
BSイレブンの、『機動戦士ガンダム』再放送を観ている。やっぱり、ファーストは、音の置き方が面白いと思う。 脚本チーフだった故・星山博之が自著で語っている通り、ファーストはTVアニメとして相当に「静かな」フィルムだった。 静のフィルムだった。興味…
http://anipression.doorblog.jp/archives/51031379.htmlかつて、こういう記事を書いた。 でもあの頃とは考え方が変わった。 もうアニメを観るのに理由なんかいらないと思ってる。目的や、意味を、欠かないといけない。 目的や意味は積極的に欠くべきだ。 そ…
雑誌が、誰もが周知の情報を「NEWS」として載せていることがある。鮮度を失った情報を載せているのだ。とくに月刊誌によく見られる現象。 たとえば「安藤勝己騎手が引退しました」なんて競馬ファンならウェブで即座にみんな知っていたと思うけど、1ヶ月以上…
「知る」と「味わう」、あなたはどちらが先に来ると思うだろうか? わたしは、知るからこそ味わえるのだ、そう思っている。いいかえると、味わう前に知る、ということ。 知らなければ味わえない、ということ。 知った先に味わいがある、ということ。だから、…
ところで、文学を小説と同一視してるひとが多いのかもしれない。たいへん遺憾に思う。だが、かつてのわたしがそうだったのだ。 大学初年のころ、文学部で留年しまくってるセンパイに「君は文学を小説と混同しているね、詩や戯曲のほうがはるかに歴史は長いの…
さる記事で「まともな本」があまり読まれていないという話をした。まともな本とは、言い換えるならば、個人にとって一生ものの本となる可能性を秘めた本のことでもある。誰かにとって一生ものの本とは必ずしもたった1冊というわけではない。一生ものの本は…
わたしの音楽体験という表題ではあるが、わたしは音楽について大した手続きを踏んだことはない。クラシックも、ジャズも通っていない。ただ、アニメソングと、歌謡曲と、少しのロックだけだ。村上春樹は自分から音楽を聴き始めた時期を覚えているらしい。そ…
「習うより慣れろ」という諺を知っているかたは多かろう。なにかを習得しようとすると、つい無理に肩に力が入ってしまうもの。呼吸をととのえて、自然体で、なにかにからだを順応させるべきだ。 アニメにしてもそうだ。アニメはからだで覚えるべきだ。からだ…
書き続けるしかない。伝わると信じ、伝えるのを努力する。そうしてものを書いて、それを偶然読んだ人が集まってくる。それが具体的数字として実を結ぶ。「ローマは一日にしてならず」という諺は有名。ローマ帝国に限らず、巨大国家はすぐには出来上がらない…
生天目仁美さんが背水の陣で『ドキドキプリキュア』のオーディションにのぞんだのは理解している。死ぬ気でキュアハートを演じてるのも分かる。でも、いまのキュアハートの生天目さんの演技は過剰すぎると思う。テレビの前の幼女に向けて、ことばが伝わるよ…
ブログ以外でも、文章を書く時ならなんでもそうだが、その行為自体が、精神を研ぎ澄ますのに役立つということがある。書くことは賭けだ。競馬に賭けたヘミングウェイ。ルーレットに賭けたドストエフスキー。彼ら文豪はなにもギャンブルだけに賭けていたので…
ひとにあなたの文章が理解されなくても、理不尽に攻撃されても、あなたはひとの文章に理解を示さず、攻撃するということは決してやってはいけない。これはまさに、わたしが自戒をこめて書いているのである。 繰り返すようだが、他人に理解されなくてもあなた…
『ガールズ&パンツァー』と『ラブライブ!』。どちらも、バンダイビジュアル販売元の、美少女メインの、売れたアニメ。わたしは好き嫌いでいえば、断然『ガールズ&パンツァー』のほうが好きだった。なぜか? 答えは、単純。キャラデザも劇伴も『ガルパン』…
今回は、アニメの感想や考察記事を書こうとする上で、やってはいけないとわたしが考えている3つのことについて書いた。各項目の関連性とか連結性は、あまりない。 過去の作品とすりあわせる いま観ている作品を、過去に観た作品とすりあわせてしまうチョン…
意外や意外、現時点で『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』に登場したキャラクターの中で年増キャラの平塚静先生がいちばん好みだった。美人だし、スタイル抜群だし、アラサー故の悲哀も感じられて非常に良い。 やはり30歳前後の女性教師キャラはス…
まず『ハヤテのごとく! キューティーズ』は前作と比べ良く持ち直したと思う。 音の置き方のぎこちなさが解消され、キャラの顔も今回はほとんど崩れていなかった。 原作依拠らしいのもプラスだし、オムニバス形式にしてコンセプトをはっきしさせるらしいのも…
『俺修羅』は、観やすい。自分を高めるたぐいの創作ではない。ただ重要なことは、わたしが『俺修羅』を楽しく観れている、という事実。作品を楽しんでいるという事実を尊重しよう。では、なぜ『俺修羅』は楽しく観れるのだろうか?ひと言で済ませるならば、…
柳田国男の『青年と学問』所収「旅行の進歩および退歩」に、こんな記述があった。 ……俳諧の連句の方は、生憎と表現に無理が多くて難解ではあるが、わかりさえすればことごとく近世生活の実写であり、しかもその約四分の一は、作者自身の旅行の産物であった。…
少女アニメ。 少女を対象としたアニメ。 少女が主要人物のアニメ。 美少女萌えアニメとは、ちょっと違う。少女アニメなら、(少なくともアニメファンの間で)コンセンサスがとれる。 願わくば、アニメファン以外とも。プリキュアで、 プリティーリズムで、 …