2014-01-01から1年間の記事一覧
はじめに 誰にも、その人固有の、それぞれの暮らしがある。人それぞれの暮らしのなかで、誰もが、その暮らしを圧迫しない範囲で、アニメを楽しめばいいのだと思う。その人にとっての、アニメ視聴の適正量が、あるいは60番組であるかもしれないし、あるいは…
師走になってしまった。いろいろと今年を振り返る時期になって来た。今年のアニメはどうだっただろうか。今月に入り、わたしも努めて今年のアニメ番組を振り返っている。一言で言えば自身の今年のアニメライフは不調で、絶不調と言ってよくて、『プリティー…
今回はランク付けはなし 放映日順 特例が4つあり ★『ヤマノススメ』全話(1/2-3/20) ☆『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』#8(5月23日放映) ☆『たまゆら〜もあぐれっしぶ〜』#10(9月4日放映) ☆『げんしけん二代目』#11(9月14日放映…
ブックオフで10894円使った。 疲れた。 整理も兼ねて、買った本を晒してみたいと思う。 (順不同) 木田元 反哲学入門 新潮社 560 吉岡実 続・吉岡実詩集 思潮社 660 吉野弘 吉野弘詩集 思潮社 660 北園克衛 北園克衛詩集 思潮社 660 パスカル 世界の名著24…
『アニプレッション』にいた頃、わたしはずいぶんけったいな文章を書いていて、ときどき炎上したり、はてブでけなされたり、ずいぶんあのコミュニティには迷惑をかけたものだ。ただ、記事を上げていくごとに、『アニプレッション』ブログでの閲覧数は増加し…
※詳細はhttp://www.hyoron.org/anibata9をご覧ください。わたしの原稿は短いものです。 アニメは語りうるものなのか、語りうるとしたら何についていったい語られるのか。 この文章は、書き手の手を離れた時、真の役目を果たすのだと思っています。ご意見とご…
最近は「目的としてのアニメ」ということについてずっと考え続けていて、袋小路にはまりこんでいる。手段ではなく目的。アニメのために生きるには。あるいは、アニメのために書くには……。いつの間にかわたしは、迷い道にはまりこんでしまったのかもしれない…
はじめに 気まぐれで『グラスリップ』の第1話「花火」をカット別に説明してみようと思いました。 動機は、1話で何が起きているかわかりにくかった、という意見を多く目にしたからです。 木曜夜の放送後に、onenoteに書き留めたものをほとんどそのままコピ…
作画は死んでいても、演出は死んでいないアニメというものがあるのだ。今期だと、『M3 ソノ黒キ鋼』がそうではないだろうか。3文字アニメーターなど、明らかな作画の粗雑さをところどころで感じられるのだが、なかなかどうして佐藤順一、演出は的確で、とく…
「アニメを考え、語ること」は、 1.他人の受け売りでアニメを考え、語ることではない。 2.アニメについて、自分が持っている先入観に逆らい、乗り越えるための行為である。 3.アニメの全体像を知ろうとするための手段ではない。 4.むろん、アニメの…
きょう、上野の東京国立博物館に行った。日本美術なんて果たして理解できるんだろうかとか思っていたが、展示はなかなか予想以上に楽しかったのである。なんというか、前近代のいわゆる古美術・骨董品ではあるけれども、展示品を見るわたしの眼前に、展示品…
和辻哲郎『古寺巡礼』を読み始めて痛感させられるのは、自分がいかに映像作品や周囲の風景を観察できていないかということである。そして観てとったものをことばに落としこむ能力も足りないのである。それほど、『古寺巡礼』の冒頭を読んだだけでも和辻の観…
オーナーのカロス・永戸は不器用な男である。不器用にしか生きられない不幸な男である。そして時に他人をも窮地に陥れる。それはカロスに関係する人物だけでなくカロス自身にとってもまた負い目になる。このアニメではわざとカロスの内面を描写しないのだと…
ところでこの回だけでもさまざまな主要人物をめぐる事態が進行しているのだが、その代表がキャスバルとアルテイシアの再会であろう。この兄妹をめぐる事態を最終話まで引っ張らせるわけだが、実を言うとシャア・セイラ兄妹のドラマには昔っからあまり興味な…
それにしても番組の第2回から主役機の「破壊命令」とはずいぶん冒険したサブタイトルである。ご存知のとおり第1話のサブタイトルは「ガンダム”大地に立つ!”」であり、大地に立った途端破壊されてちゃあたまったもんではない。そう、前回でガンダムは”大地…
ところで、個人的には、第2期になって、津田タカトシに向けての複数の女性キャラの恋愛感情が強調されるようになったという印象を受ける。とくに天草シノと津田タカトシの関係がわたしは気になる。1期より段違いにシノと津田の関係が「男女としての」関係…
「最初に好きになったのは声」というフレーズが『シティーハンター2』の主題歌にはあるが、わたしが2010年に放映された『生徒会役員共』第1期に抱いた最初の印象は「声」であった。具体的には浅沼晋太郎の演技が好ましいと思ったのである。津田タカト…
まだ自分の思考もそれを言葉に落としこむことも全然練り切れていないと感じる。いったい25歳にもなって俺は何をしてきたんだろう?? がしかし自己の能力の不足を自覚することは大切だと思う。いまは積極的に思っていることを言葉にしようと努力することで…
最近はめっきり、アニメについて語るのを恐れるようになってしまった。最大の原因はわたしの語りがあまりにも否定される機会が多かったからである。もちろんなぜ否定されるのか、落ち度は完全にわたしのほうにあるのであってわたしの書いたものを否定する人…
karimikarimiさんの記事決意しました。 2013年度アニメドラフト会議に参加するって。架空の放送局を作る企画です。 7年間の上京アニメ人生の総決算にしたい。 アニメオタクであり、放送オタクであるわたしの……! 1/18(土曜)21:00〜 番組へは上の…