柳田国男で備忘録

柳田国男の『青年と学問』所収「旅行の進歩および退歩」に、こんな記述があった。

……俳諧連句の方は、生憎と表現に無理が多くて難解ではあるが、わかりさえすればことごとく近世生活の実写であり、しかもその約四分の一は、作者自身の旅行の産物であった。四分の一と勘定したのは変であるが、その他の四分の一は家庭の日常経験から、他の四分の一は読書と瞑想から、残りは古文学の口真似であるゆえに、そう言って見たのである。(柳田国男著『青年と学問』岩波文庫 57頁より)




1.非日常。(例:旅。)
2.日常。
3.読書と、瞑想というよりも、今日的には、妄想。
4.過去の名作・名文の模倣。

なべて書いたもの(書かれたもの)とは、この4つから構成されているらしい。
だとすると、ブログも?