『関口宏の東京フレンドパークⅡ』

関口宏東京フレンドパーク

TBS系で90年代前半より、月曜19時に長年に渡り放映。
往年の名作『クイズ100人に聞きました』の後枠。

5つの角度から番組を分析

「楽しさ」4/10

あまり面白くなかった。前半のゲームで振るわなかったり、ハイパーホッケーホンジャマカに圧倒されたりすると、もうパジェロしか面白みがなくなる。それこそパジェロ的中とか、100回に1回ある波乱を楽しみに眺める番組であった。

「味わい」6/10

平成の番組にもかかわらずテロップ演出を全く使わないという特色があり、オーパーツ感を醸し出していた。その泥臭さ、渋み、古臭さがわたしは好きだった。

「間口の広さ」8/10

ひと目で解るルール、構成。フランキー為谷はじめ素っ頓狂なキャラクター勢。だからこそ高視聴率を集めたのだが、反面薄味すぎる嫌いがあるのは否定できなかった。

「ハマリ度」3/10

オタクになるような番組ではありえない。気づいたら飯時に知らず知らず観ているレベルだろう。

「人材の質」5/10

関口宏(支配人)と渡辺正行(副支配人)の影が薄かったのは、最早個性か。反面ホンジャマカの仮装やフランキー為谷のパフォーマンスに観られるように脇役が突出していた印象だ。ゲストは本当にピンきりで、名前を観た瞬間消化試合ムードが感じられたりもした。


総合評価:26点(50点満点)

最もユーザーフレンドリーな番組であり、だからこそ最も視聴者の支持を集め、月曜19時の支配者となれた。
反面個人的には前半3ゲームの無味乾燥さ、司会二人の影の薄さ、だらだら観てしまう時間浪費性質などが気になっていた。しかしわたしはこの番組を長年観続けていた。